アルビレックス新潟のブラジル人から想像する経営戦略
こんにちは、クララです。
今シーズンは我らがアルビレックス新潟に新たにブラジルから爆発的な可能性を秘めたUー21経験のあるターレス、フル代表経験のあるGKムラーリャ、そしてセレッソで半年活躍して中国に買われて行ったブルーノが加わります。あと、ホニホニはなんか戻って来るみたいなのでブラジル人4人体制となります。
ブラジル人が4人、A契約なのは初めてです。(よね?)
長年ブラジル人の発掘には定評がありますがエジミウソン、マルシオリシャルデス、ペドロジュニオール、レオシルバ、ラファエルシルバと他クラブに引き抜かれて都度戦力ダウンしていった記憶は薄れることがありません。
とはいえ、フロントも改善に尽力している様子は伺うことができました。近年は引き抜きによって単に戦力ダウンするだけでなく移籍金も取れないという状況から引き抜きは仕方ないけど移籍金を獲得するという意思が見えました。ただ、新たに獲得する外国人助っ人がフィットするかわからないという不確実性に振り回され、戦力ダウンをカバーできず見事に失敗したのが2017シーズンでした。
木村康彦氏を強化部長に据え、あらゆる角度から変革を行なっていることが推察できます。変革の1つがブラジル人を4人抱えるということです(来年度以降も続くかはわかりませんが)。これによって年俸分金銭的負担は大きくなりますが
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ブラジル人選手が引き抜かれても新潟のサッカーを知る他のブラジル人選手を残せる可能性が高まり、戦力の安定性を確保できるとともに新たなブラジル人選手を受け入れやすくなる(早く馴染むほど戦力になる)
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ある意味で移籍金は重要な収入源。その意味で言えば育成型クラブであるアルビからすればブラジル人選手は目玉商品。ブラジル人を4人確保することによって、活躍して高く売れる可能性が上がる。
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ブラジル人の中で出場枠を争うため競争が激化。自らを助っ人であることを日々の練習から証明できなければ試合に出られない。
というメリットが考えられます。
成長型クラブとして、良質なブラジル人選手を獲得できる新潟の強みをより強固にするこの戦略の成功を願います。
J2リーグ開幕に向けてですが、特にターレスとムラーリャには大きな声援を送りたい。
本国にて屈辱を受け、日本に来てもブラジル人サポーターから嘲笑されていることで自信を失っている。再起するため日本に、アルビに来てくれた彼らへ俺たちの愛情を伝えよう。きっとプレーで応えてくれるはず。そして彼らの活躍がブラジルでのアルビレックス新潟の存在感につながるはずです。
最後に
ホニホニ、ここで結果を出してブラジルに帰ってくれ。
歴代のブラジル人ほどの活躍はまだ見せてもらってない。
やり残していることがあるんじゃないか?
頑張って。