クララもう立っちゃうしかないかなぁ

軽い腰を重々しく上げる雑記ブログ

国家総合に落ちて経済系の院に合格した勉強法

こんにちはクララです。
お疲れ様です。
秋も深くなってきましたね。
お茶でも飲んであったかくしてください。

 

さてさて、今回こちらのご質問をいただきました。

f:id:CLARA:20181103150621j:plain


経済系の院を受けるにあたってどうしたか、ということですね。
自己紹介記事を読んでくれた方ならご存知だと思いますが、私自身は大学院で研究したい!みたいな熱は全く持ってなかったです。

あー、国家総合落ちたし院行くかー。まあ民間就職も狙えるしね。というノリでした。
勉強はしたいけど研究は興味ないという大学院生にあるまじき姿勢ですね。ごめんよ。。

そんなこんなで、当時は「国家向けの勉強してたらなんか大学院も受かった」という感覚でした。

国家総合は1次・2次試験試験という構成になっており、
1次は普通に合格。2次は3点くらい足りず不合格。
大学院は私大合格というレベル感に到達する勉強方について書きます。

大学院で研究したい!という情熱を持った方にはあまり参考にならないと思いますが、
キャリアを考えた時に大学院進学が必要だという方にはぼちぼち参考になると思います。
学部でRomerとかやってる人には絶対参考にならんからな。


まず、国家向けの勉強を始めたのは大学3年の2月中旬です。
経済学部でしたがまっっっっっっったく勉強してなかったのでこの頃は特に経済の知識はなかったです。
国家の1次試験が5月末だったので(今は4月だっけ?)3ヶ月で効率よく勉強するにはどうしようかなと考えた結果下記の流れになりました。


2月〜3月

言わずと知れたスー過去マクロ・ミクロです。
公務員試験用の参考書(問題集)となりますが、非常に良いです。
下手に理論的説明を読むより問題解きまくっていった方が理解が早いと思います。
3周くらい回しました。

 

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 マクロ経済学

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 マクロ経済学

 

 

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 マクロ経済学

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 マクロ経済学

 

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 ミクロ経済学

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 ミクロ経済学

 

 


あとはスー過去財政学
こちらは問題が過去データを基に構成されているので、
問題の出題形式を見て最新の情報と照らし合せて勉強するのが良いです。
1〜2周程度やりました。

 

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 財政学

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 財政学

 

 


また、その際参考にしたのは

#内閣府「経済財政白書」「世界経済の潮流」
http://www5.cao.go.jp/keizai3/whitepaper.html

#経済産業省「通商白書」
http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/index_tuhaku.html

#厚生労働省「厚生労働白書」「労働経済白書
https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/index.html

このあたり。
ぱらぱら読めば印象的なところは頭に残ると思います。
私は暗記が得意なタイプではないので「へー、そうなんだー」くらいの軽さで読んでました。

重要どころをまとめたものとして速攻の時事もオススメです
http://amzn.asia/d/1G9L4c5


公務員試験は受けなくても院を目指すなら白書は目を通すといいと思います。

 

4月〜5月
国家総合職専門試験
過去問ですね。10年分くらい集めて何周も回しました。
最初は「は?何言うとるとや?」とぽかんとします。お口あんぐりです。
解答を見ながら思考法をを身につける感じですね。
答えを見ずに解けるようになるのは5月入ってからだった気がします。
それまでは「まじ?これ本当に解くの??」って感じで超絶不安になりました。笑

 

国家総合職 専門試験 過去問500 2020年度 (公務員試験 合格の500シリーズ2)

国家総合職 専門試験 過去問500 2020年度 (公務員試験 合格の500シリーズ2)

 

 

 

並行して

#武隈ミクロ

 

演習ミクロ経済学 (演習新経済学ライブラリ)

演習ミクロ経済学 (演習新経済学ライブラリ)

 

 

#福田照山マクロ

 

演習式 マクロ経済学・入門 補訂版

演習式 マクロ経済学・入門 補訂版

 

 


この2冊をぱらぱらめくる感じですね。どちらも良書です

 

6月

1次が終わり6月です。

2次は解答がないので何したらいいか全然わかりませんでしたw

とりあえず武隈ミクロ、福田照山マクロを読みつつ

土居先生の入門公共経済学を読んでた感じだと思います。

 

入門 公共経済学 第2版

入門 公共経済学 第2版

 

 

 

 

阪大の大竹先生の新書も読んでたかも。

 

 

 

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)

 

 

 


7月以降〜ぶっちゃけあんまり勉強してない(単位取得に追われていた)
(&経済学検定でスコア取れて、院試の筆記免除になったのでぬくぬくしていた)

上記のような勉強してれば院試免除レベルには到達します。
ちなみに経済学検定の過去問はやらなかったけど、やっておいたほうが確実にスコア上がります。
おすすめ

 

 


 

院試を迎える。

 


 


2次の口頭試問でボコられる

 


 

受かる

 


 


大学院(苦しむ)

経済数学と英語できないときついよ
大学生のうちにやっておくべき


何もしてなかった俺が言うんだから間違いない(小声)

 

 

改訂版 経済学で出る数学: 高校数学からきちんと攻める

改訂版 経済学で出る数学: 高校数学からきちんと攻める

 

 

 

ラング線形代数学(上) (ちくま学芸文庫)

ラング線形代数学(上) (ちくま学芸文庫)

 

 

 

 


修了


という流れです。

 

 

大学院も経験した今思うこととしてはこのあたりに触れとけば国家は受かるんじゃないかなということ


#神取ミクロ

 

ミクロ経済学の力

ミクロ経済学の力

 

 

#斎藤他マクロ

 

マクロ経済学 新版 (New Liberal Arts Selection)

マクロ経済学 新版 (New Liberal Arts Selection)

 

 

 


こんな感じです。

何かご質問あれば気軽に送ってください
難しいことは答えられないから簡単なやつでお願い

 

じゃ、
おやすみなさい

 

頑張ってね。

 

 

新卒に必要な「捨てる技術」

 こんばんは、風邪ひいたクララだよ

 

新卒で会社に入って7ヶ月目、現在の部署に配属されて4ヶ月が経とうとしている。

子会社に出向ということになり良く言えばベンチャー的な(社員数40人以下の)環境で働いている。

まあ、どんな会社で働いてるの?って聞かれたら「ん?中小企業だよ」って答えてるんだけど。

 

そんなこんなで人が少ないからあれやれこれやれと本社に残った営業やシステムの同期に比べたら業務の幅が広いんじゃないかなと思う。

今週なんか上司から「SQL叩けるようになれ」だの「Google Analytics導入しろ」だの「tableauもっと触れ」だの言われてた。

そんな一度にやれって言っても無理だっつーの笑 「無理ですよ、むりむり〜〜」「いや、やれよ」みたいなやりとりが日常茶飯事

(今はデータ分析3、プロジェクトマネジメント7くらいな仕事内容)

 

現実的にはスキルアップなんかはプライベートである程度時間を割かないと身につかない。

じゃあプライベートで全部やるの?ってなるとそれも無理。友達と飲みに行ったりライブに行ったり本も読みたいし服も見にいきたい。

 

現実的に考えて土日丸々勉強に充てるのは持続不可能だ。 となって悩んでおったのだが、やっと自分の中でしっくりくるスキル習得法みたいなものが身についてきた。

 

身に付けたいものを1つに絞るというもの、言い換えればそれ以外を捨てるというもの タスクが多すぎると各々の進捗スピードが遅くなってしまうのと同じように、 勉強したい範囲を増やしてしまうとどれも身につかない。

 

だから1月ごとに勉強する対象を1つに絞って毎日1時間割く。 そうすれば1月に30時間は時間を確保できる。

 

社会人と学生の勉強の大きな違いは対象範囲だ。

社会人は「広く薄く」が求められる。

 

参考書1冊を完璧に絞るというよりかは、 目次を見て自分にとってどの部分が必要かを取捨選択する。 必要な部分のみにフォーカスすることで効率化を図り業務遂行能力を上げていくのが現実的だ。(と思っている)

 

今月はGoogle Analyticsやって来月はマネジメントの勉強しよ、とかそんなイメージ でそういう単発なフローのものだけじゃなく、英語みたいなものは継続していかないとレベルアップできないものはストックとして扱った方がいいかなと。 英語は毎日単語アプリのmikanを使うとかToeicのリーディングやるとか。 やり続けないとできるようにならないからね。

 

そんな感じでプライベートの勉強をストック(英語みたいに継続するもの)&フロー(1月毎にテーマを変えるもの)に分けるとちょうどいいかなと感じてる。

実際、毎月できることが増えてくから達成感を感じやすい。勉強することが習慣化しやすい。 そんな感じで「取捨選択する」って結構大事だなと最近思った次第。

 

寒いから風邪に気をつけて〜〜

やんなきゃいけないこと多いと何にもできなくならない?

というのが2週間前まで続いてました。クララです。


いやーー、社会人になる前はね、社会人って給料ももらえるし週休2日だし仕事と遊びと勉強両立していけるじゃん最高☆とか思ってたけどね

 


けどね


そんなこと全然ないわ!!

 

平日はね「土日はあの本読んでどこどこに行って遊んであいつと会うんだ!!」とか思ってるけど
実際土曜とかね、朝起きると思考停止してるからね。アホみたいに死んだ目をしている。

 

f:id:CLARA:20181014155013j:plain

そしていざ活動を始めようとすると何から手をつけていいかわかんない。
「ファンダメンタル投資の教科書」から読むかヨッピーの「明日クビになっても大丈夫」を読むか悩んだ挙句ネットフリックスで東のエデンを観ちゃう的な。
コメダかスタバ行ってmac開いてコード書いてる俺カッケェェェってやりてえなあ?とか思いながら家から出ずに超高速!参勤交代を観ちゃう的な。
(参勤交代はめちゃ笑える系かと思ったら想像以上に過酷なやつだった。。)
(そしてカフェでmac開いてても別にそこまでかっこいい訳ではない)

で、平日にやりたいと思ったことができない土日を何度か繰り返して何でできないか考えたのよ。ついに。

 

理由としては2つあって
①疲れ果てて思考停止⇨合理的な選択ができない
②仕事関連の勉強が山積(タスクが多い)

って感じ。

ただでさえ5日間を戦い抜いて頭と身体が疲弊してるのに(デスクワークだけど)
「アヒル本(ベイズ統計)読んでRで実装して来週発表して〜」とか(何でアヒルって呼んでるのか謎)
「家でpython書いて〜」とか(俺エンジニアじゃねーけど??お?)
「英語ふつーに使えないと詰むからな??」とか(それはわかってはいるけどすこぶる後ろ向きに検討しますだわ!)
まあ色々とタスクをふられるわけ。


やりたいことはいっぱいあるけどそれよりも前にやらなきゃならんタスクを片付けることが優先なのよね。
でもやらなきゃいけない=自分のやりたいことではないわけ。そこで葛藤するわけよ!くそう!

で、タスクを処理しきれずにまた月曜を迎えて自己嫌悪に少し陥ってまた疲弊して土日をグダるというエンドレスサマーなわけ!
(ダメ人間)


つーことで埒があかないので自分なりに土日にマルチタスクをこなすために役立つと思った方法をまとめてみた!
仕事のマルチタスクはまた別物なので今回は割愛


1 マッサージに行く

身体の疲労も脳疲労も取らないとダメ!
東京だともみの匠がおすすめ、60分3000円くらい。200円くらい払うと男性・女性指名できるよ
http://mominotakumi.com/

 

EPARKから良さそうなとこを検索するのもおすすめ
https://mitsuraku.jp/?utm_source=google-adwords&utm_medium=cpc&utm_campaign=google-adwords&media=adwordssearch&gclid=Cj0KCQjwr4beBRDNARIsAGZaZ5f0oO0hmv2UN-ZpHSJ_TilG9bbGvcu4I91nxs6FAJixGdRMQIBiuEcaAhDiEALw_wcB

 

2 部屋を片付ける

散らかってる物を整理するとそれだけで思い浮かぶ選択肢が減り、思考に余裕ができます。
まず部屋を片付けましょう。
ちなみに俺は部屋の片付けがものすごく苦手です。。
コツとかあったら教えてください。。


3 リストを作る
土曜の朝、あるいは金曜の夜に「やりたいこと」「やらなきゃいけないこと」のリストを作って何にどれくらい時間を割くかざっと計画する
やらなきゃいけないことしかしないと休めないまま休日が終わるので注意!
全てやるのは無理なのでバランスと妥協が大事!

一番大事なのは「何をやらないか」決めること。捨てないと得られません

 


とこんな感じでやると結構過ごし方変わるのでおすすめです。
というか自分が忘れないように記事書いてます

何か役に立ちそうなら拾ってってね
と、こんな感じでちょっとここまで書いて更新しちゃうね。

集中力を高める術についてはメンタリストDAIGO氏の本がなかなかよかったので大事なとこをあとで共有しますわ。
ご機嫌よう。


TWITTER
@Clarastandup

 

 

 

 

 

 

期待なんて裏切るくらいでちょうどいい

期待に応えようとしちゃうよね、わかるわかる。

クララです。

 

 

だってね、期待に応えたり期待以上の結果出しちゃうと褒められるし評価上がるし嬉しいじゃんね。

 

 

 

でもね、全部の期待に応えようとすると壊れちゃうのよ。

 

clara.hatenablog.jp

 

前に書いたように身近な子が自殺したけど、彼女は本当に誰が見ても文句なしの人物だった。頭が良くて可愛くて性格が良くて非の打ち所がない。

 

でもね、これは想像でしかないし本人にしかわからない部分だと思うのだけど、周囲の期待に応えようとしすぎて生きてきたツケを死ぬことでチャラにしたんだと思う。

 

それしか方法がなかったんだと思う。

 

周りは完璧だと思っていても彼女としては理想の自分に程遠い現状にずっと葛藤を抱いて生きてきたのだろう。苦しんできたのだろう。

 

 

先日、その子が書いた遺書を見せてもらった。

死ぬことを考えている自分を客観視した漫画だった。

 

 

ただ、どうやって死のうか考えている様子がつらつらと書いてあった。

そこには辛さや悲しさといった感情が排除されていた。

 

俺の場合は辛くて苦しいから死にたいと思うタイプだから、その子の心情は全く理解できなかった。

 

これから死ぬっていうのにそんなに感情がないものなの?なんでそんなに自分のことを客観視できるの?ってかんじ。

 

でもそれが彼女のすごさであり、もうこの世界を完了させて次のステージに行ったんだなと思った。神様になったのかなって

 

 

 

まったく次元の違う話だけど、俺も今年から新卒で働いている。

ブログだから言えるけど、社長に呼び出されて新人賞とれよって指示が出てる。

うちの会社は3部門で新人賞が設けられているけど、実際そんなの本人の努力というよりどんな案件が振られるか、上司に恵まれるかって要因の方がでかいと思う。

同期のほとんどは営業かエンジニアだけど自分は運よく機械学習とかAIっぽいことやる部署にいて分析業務に従事している。普通新卒で入るような部署ではないし社内でも最先端の部署だ。

上司にも恵まれている。外資でバリバリやってた人でとても良いマネジメントを受けている。幸せだ。

 

もう完全に会社からお膳立てされているのがわかる。

だから上司の期待値を超え続けなければと思っていたんだよね。求められている結果以上の結果を出し続けなければいけないって。

まあ無理ですわ。


やっぱね、マゾ体質なので自分を追い込むのが得意なわけ。で、とことん追い詰められるんだけどそれじゃいつか切れる時がくるなと思ってあんまり追い込まないようにしようと思った。社会人は短距離走ではない。いかに持続させるかが重要だ、80kmで1年やるよりも55kmくらいで5年やろうかなという気分。力の出しどころを考えて、たまに上司の期待を裏切って、でも結果を出すときは出して、「こいつ扱いづらいなーー」くらいに思わせてやろうと思っている。

会社でそんなこと口が裂けても言えないけどね。

 

 

頑張れないときは頑張らなくて良いよ、自分で言い聞かせて日々生き抜いてる。

 

誰かが辛くなってる時に、「いいじゃんそれで、休もうぜ。十分頑張ってるよ」って言いたい。これを読んでくれてるあなたにも。

 

休んでからまた走りだそう。

人生は短いようで長いから。

 

じゃ、おやすみ

コメントくれる方へありがとうの記事

こんばんは、今は夜です。

クララです。

 

 

全然ブログ書いてないのにたまにコメントくださる方がいてすんごく嬉しいです。

ありがとうございます。

 

なんというか、自分の書いた文章が少しでも誰かの役に立てるのか、ということが実感できて嬉しいです、

 

ある意味で、誰か1人にでも意味あるものが書けるならそれは社会貢献なのかなと思いました。

 

特にお金に繋がるわけではないけれど誰かの役に立てるならブログ書くのもいいかなって感じているところです。

 

 

コメント見ると鬱のとこだったり院進のとこだったりが興味持ってくれるのかな?あんまりニーズをつかめてないので探り探り書いていきますがこのテーマで記事書いてってのがありましたら適当に知らせてください。質問箱も置くので質問・相談・それ以外などぽいぽいっと送ってくださいまし。

 

ではでは。

僕は一体何を想えばいいんだろう

四日前、仕事を終えて駅のエスカレーターに乗っていた。ふと、思い出した女の子がいた。

家族ぐるみでの付き合いがあって
その子が幼稚園にいた時から知っていた。
5,6歳くらいの時に「大人になったらクララと結婚するー!」とか言って懐いてくれるんだからそれはもう妹みたいに可愛がってた。

そんな彼女はもう大学2年生。
去年大学進学を機に上京してきた。
どんな風に過ごしてるかな。
久しぶりにランチでも行こうかな。
そんなことを考えていた。

前に連絡したのは去年の7月。
今度ランチでも行こうねみたいなやりとりをLINEでしていた。
7月には行けなかったけど、まあお盆に帰省した時に会えるかなと思っていた。
結局帰省のタイミングが合わず家にお邪魔した時は会えなかったのだけど。


彼女には幼い頃から目指していた職があった。
だからそれを目指せる大学に進学し
自身の成長のために複数のサークル(けっこう真面目なやつ)で積極的に活動してる。という話を聞いていた。
可愛いし頭良いしほんと、客観的に見ると完璧だった。
目指している職に就けなかったとしてもそこら辺の一部上場企業ならどこでも行けるなと思ったし何の心配もしていなかった。


それが問題だった


今日、リアル妹から電話があった。
自殺したって。
二日前に。

意味がわからなかった。
彼女の人生において何が欠落していたのか見当がつかなかったからだ。

しばらく考え込んできっと彼女は周囲から期待されすぎたのかなと感じた。

その子の姉は事情があり周囲から心配されるくらい病んでいた。対してその子は明るく友達もいて可愛くて頭が良くて非の打ち所がなかった。だから親も期待した。状況を受け入れ期待に応えようとした結果、完璧を求めた結果、完璧じゃない自分を受け入れられなかったのかなと推測している。

そんなことを想って涙が出た。
声を上げて泣いた。

そっか、こういう感情ってあったな。
少し冷静に捉えられる自分がいる、そのことがショックの大きさを再認識させた。


---

今も何を考えていいかわからず思ったことをそのまま書き綴っている。
葬儀の礼服をスーツセレクトで買って駅前のワインバーで飲みながら。
そんなにお酒を飲む方ではないけど今日は少し飲んだ方が落ち着けそうだと思った。


ミドリという後藤まりこ率いるパンクバンドがいた。
ハウリング地獄という曲がすごく好きで高校受験に失敗した直後ライブに行ったことを今でも覚えている。破壊と衝動。

その曲にこんな一節がある。

//
期待されすぎた インテリ猫
最後の革命家 追い駆ける
誰かあたしを 地獄に連れてって
往くあて探しを やめられず
//

期待されすぎた故に応えようと
努力して完璧に見える姿を現した。
それでも尚、不完全な自分を感じそれを受け入れられなかった、そんな彼女と重なった。

期待されすぎてそれに応えようとする所謂良い子。
上を目指すのはいいけどそこまで身を削る必要はないんだよ。
期待を押し付けすぎちゃだめだよ。
生きてるだけで、それだけでこの世界にいる意味があるんだよ。
人間なんて不完全なんだよ。
いろんな想いが駆け巡った。


四日前、ふと彼女のことを考えたのはなんだったんだろう。
彼女のSOSだったんじゃないか。
連絡していればよかった。
そんな風にいまは思っている。
ふと誰かを思い出すのは何かしらのSOSかもしれない。
オカルトチックだけどね。
でもその感覚はしっかりと掴んでおこうと思う。

誰かに何かしてあげたいと思うなら生きているうちじゃなければできない。
してあげたいことは全部しておいた方がいい。
彼女とランチを食べて近況を聞いて就活の相談に乗って、いろんな相談にのってあげたかった。

後悔という感情ではないけど無念だ。


---


そういえば自分も死に最も近づいたのは大学2年の7月だった。
なんとか生き延びて今に至る。
けれど、たぶん世の中には沢山のことを抱えて生きているひとがいるんだろうなと思う。
生き延びた側の人間として、そんな人の手を掴むようなことができればと思う。
どんな手段になるかわからないけど。

でも自分を頼ってくれるなら、だれでも救いたいと思う。
無力かもしれないけど。
それでも心理学には力を入れてきたし
統合失調症の(元)彼女を支えたり
まあ自分自身が死ぬ直前までいったりと
何かしら力になれると思う。

だから、だれも頼れなかったら
声をかけてください。
できることはできる範囲でします。
ツイッター
@Clarastandup


///
彼女にとってこの世界は地獄だったかもしれない。
けどこれからは天国に行って見守ってくれるんだと思う。

休みを取って葬式に行ってくる。
人目を気にするので葬式ではあまり泣かないタイプなのだけれど、声を上げて泣くと思う。
最大限の送り方をしたい。




競争に勝つには競争から抜け出すことが重要

なんじゃないかなと経験から思っています。

 

 

なぜなら、他人と比較しながら努力をしてしまうと限界を設定してしまうからです。

というのは「誰かに勝つため」という目標設定をしてしまうとその誰かのパフォーマンスが自分の限界基準になってしまうのです。

 

以前、陸上の為末大さんが「限界の檻」という言葉を用いて説明していた例があります。

長年人類は100m10秒を打ち破れなかったらしいですがある時9秒台で走る選手が現れたらその後次々に9秒台で走る選手が出てきたとのことです。

限界の基準が10秒台から9秒台に無意識下で設定され直されたことで記録が更新しやすくなったのでしょう。

 

有名どころではノミの実験が挙げられます。

体長2mmのノミは30cmほどジャンプできます。そのノミを一度かごに入れて蓋をして一定時間経過後に蓋を外すとどうなるかという実験です。

結果から言うと、かごの高さよりも高く飛べなくなります。

初めはジャンプしてかごからの脱出を試みますが出られないためその高さまでしか飛べないと自分の中で限界を作ってしまうのです。そのため蓋を外しても以前のようには飛べなくなるのです。

ちなみにですが、30cm飛べる他のノミを同じかごに入れるとこのノミのジャンプ力は元に戻ります。これも限界の設定によるものだと考えられます。

 

こう考えると私は中学時代の期末テストを思い出します。

 

国数英理社500点満点中、いつも学年トップをとる子は490点台を叩き出していました。おそらく誰もが彼にはどうやってもかなわないと感じ無意識下で限界を作っていたのでしょう。皆が彼を比較対象にする時、彼は誰のことも考えずにただ自分の実力向上のためにまっすぐ勉強していたんだと思います。彼はトップを走り続け県トップの高校へ難なく進学しました。当然一流大学へ行くと予想しますが二流私大に進学しました。想像ですが高校では県内の最優秀層が集まるため、優秀な他人(=クラスメイト)と比較して限界を作ってしまうことで以前のように勉強ができなくなったのではないでしょうか。

考えてみれば勉強というのはスポーツと違って相手がいるわけではないので純粋に自分の努力量が結果に直結します。私も大学時代に他人と比べずに勉強をしていたら一気に実力がついてきたという経験があります。そういったことから、「誰かに勝つ」ために他人と比較しながら努力するよりも自分がどう成長したいのか、具体的に目標設定して自分の成長を目的として努力していけば自ずと競争に勝てるのではないでしょうか。

最近はそんなことを考えていました。